工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

早生里芋の収穫と「きぬかつぎ」の調理

 工房の畑に植えている早生品種の里芋、石川早生(いしかわわせ)が収穫の時を迎えたのでお試し収穫をしてこの品種ならではの食べ方「きぬかつぎ」を調理してみます。

 

工房の畑に植えている早生品種の里芋、石川早生(いしかわわせ)が収穫の時を迎えたのでお試し収穫をしてみます。 元気に育ちました。

 

 

1株だけ掘り起こしました。 子芋や孫芋がたくさん付いています。

 

 

少し小ぶりですが10数個の芋が収穫できました。 お試し調理にはこれで充分です。

 

 

早速、台所に持って行き「きぬかつぎ」の調理をします。

 

 

芋を良く洗い泥を落として根本の部分を切り取ります。 これはお皿に盛った時に芋が立つようにするためです。

 

 

芋は茹でても良いのですが、こだわって蒸すことにしました。 芋が少量なので蒸し器を出すのは大変なので簡易蒸し器を用意します。 深底のフライパンにステンレスのやかん置きを入れてステンレスの箸を2本またがせました。

 

 

水を底の方に入れて沸騰させ、芋が落ちないように並べます。

 

 

芋を並べ終えたら蓋をして中火でじっくり蒸していきます。 

 

 

15分間ほど蒸したら芋に爪楊枝が通るようになりました。 蒸しあがりです。

 

 

蒸しあがった芋の上半分の皮を剝いてお皿に盛り付けます。 左の4つはごま塩を降りました。

 

 

きぬかつぎは芋を蒸すだけの調理です。 ゴマ塩をふりかけたり、ポン酢や醤油などを付けて食べます。

皮の所を持って調味料を付けて皮を軽く押すように口に入れると皮が自然に剥けて芋だけがつるんと口の中に入っていきます。

 ※箸は使いません、手で持って食べます。(おやつ感覚です)

芋本来の美味しさが存分に味わえます。ねっとりとして柔らかく病みつきになる美味しさでした。

この石川早生という品種は、里芋そのものを「きぬかつぎ」と呼ぶほど、きぬかつぎにピッタリの里芋です。