工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

初めての野沢菜漬け

 家庭菜園で季節外れに収穫した野沢菜を漬物にします。

野沢菜漬けは、大好きなのですが自分で野沢菜漬けにするのは初めてです。上手く漬けられるか心配ですが挑戦してみることにしました。You-Tubeで漬ける様子を見て参考にしながら自己流で臨みます。通常は初冬に漬けるものですが・・・・

 収穫した野沢菜は、20束で5kgの重量でした。漬物桶や重石は工房にある物を使って行います。

 

家庭菜園で収穫した季節外れの野沢菜を漬物にします。20束で5kgの重量でした。

もう塔立ちも始まっていて、通常は初冬に漬けるものですが、どうでしょうか。

 

 

漬物をする道具(漬物桶、押し板)と、塩や鷹の爪(赤唐辛子)を用意します。

 

 

漬け方は、4束ごとに5段に分けて行います。 これは1段目です。

綺麗に野沢菜を洗って、根の部分や黄色い葉を取り除いて桶の下に敷きます。霜が降るような感じで塩をふり、鷹の爪を4個散りばめます。

 

 

これは、5段目です。 桶の上面まで達しました。 最後の塩ふりです。

 

 

プラスチック製とコンパネの押し板を敷いて、重石で押さえます。

重石は、野沢菜の2.5倍の重量、10kgにします。 

※左から、綺麗に洗った小石2個、500Aの分流器、ハンマーの鉄部です。

日の当たらない、涼しい場所で保管します。

 

 

漬けてから、1週間が経ちました。 浅漬けで食べてみることにします。

重石を除けると、水が出て上手く漬かっているようです。( ^ω^)・・・

 

 

軽く水洗いして搾り取ると、市販の野沢菜漬けの様に出来ていました。

 

 

早速、調理に使います。 中華そばと、ご飯に乗せて食べることにします。

 

 

中華そばの下ごしらえをします。野沢菜漬けは短冊状に切って食べやすくします。

 

 

中華そばの麺を茹でます。沸騰したら味噌味のスープを入れてませ合わせます。

 

 

どんぶりに移して、具材を盛り付けます。 野沢菜漬けは、うそ~~!!と言うくらいたくさん盛り付けます。 彩りも良く、ラーメン屋さんの様に美味しそうに出来上がりました。

 

 

白いご飯の上にも、たくさん盛り付けます。 紅しょうがも付けました。

 

 

日本酒と、ビールも添えて頂きます。 野沢菜漬けは、ご飯にも中華そばにも相性が良いです。シャキシャキとした食感と葉の風味は特有の美味しさがあります。始めて漬けましたが、市販品と同等の美味しさが楽しめ、達成感満点です。

工房の畑にジャガイモを植付

 お彼岸が近づいたので、寒冷地の工房の畑にジャガイモを植付ます。

品種は、メークインを1つの畝に植付ます。10日ほど前に耕して元肥を施しておきました。

 今日は、植え付ける場所の草取りをして、化成肥料の元肥を施しながら畝を作ります。 V字の溝を掘ってジャガイモを並べて、芋の間に化成肥料を一握り置きます。最後に土を掛けて植付完了です。

 約3週間で発芽し、3ケ月後の6月中旬に収穫となる予定です。

 

工房の畑にジャガイモを植付ます。 品種はメークインです。2kgの種芋を種苗店で買ってきました。

 

 

ここが植え付ける場所です。10日前の様子の様子です。半年間放置していたので背の低い雑草が生えています。

 

 

草取りをした後、大きな溝を掘ります。 

 

 

元肥を施します。 発酵牛糞をたっぷり入れました。

 

 

埋め戻して、休めます。

 

 

10日間経った今日、再度草取りをして化成肥料を施しながら畝を作っていきます。

 

 

畝高15cm、幅60cm、長さ13mの畝を作りました。

 

 

植え付けるためのV字の溝を掘ります。

 

 

メークインの種芋を30cm間隔で並べて置きます。 この芋の間に化成肥料を一握り置きます。

 

 

メークインを並べ終えたら、畝の余白ができたので、男爵イモを追加で並べます。

区別がつくように、プラカードを立てておきます。

 

 

たくさん並んだ、種イモの列です。 メークイン28個、男爵イモ13個になりました。

 

 

植付が完了しました。 これからの成長が楽しみです。 

今日は、日差しが暖かくウキウキで作業ができました。冬眠から覚めたカエルの鳴き声や、ホーホケキョとウグイスの鳴き声も聞こえていました。春になった気分です。

芋炊きと、お好み焼き

 先日、工房の畑で収穫した季節外れの里芋を使って芋炊きを調理します。お供にお好み焼きも焼くことにします。

 里芋は冬を越して畑で収穫しましたが、丸くて瑞々しくて芋なので期待して調理です。保存している手作りこんにゃくも少し入れて、具沢山の芋炊きの調理開始です。

芋炊きの調理の終盤にお好み焼きを焼きます。

 

冬を越して収穫した里芋や手作りこんにゃく、スーパーマーケットで買った鶏肉やニンジン、レンコン、竹輪やカマボコなどたくさんの具材で芋炊きの調理をします。

併せてお好み焼きも焼きます。

 

 

里芋の皮を剝いて綺麗に洗い、水にさらしておきます。 白くて綺麗な芋でした。

 

 

芋以外の具材を準備します。 今回は良いレンコンが手に入ったのでたくさん入れます。

 

 

芋炊きは、出汁が決めてですが、自家製の出汁を取ります。 昆布や出汁の素、料理酒、醤油などで丹精を込めて作りました。

 

 

最初に、里芋やレンコン、人参を入れて炊いていきます。

 

 

20分間ほど経ったら、鶏肉や竹輪、こんにゃく、カマボコなどを入れて30分間ほど煮込みます。

 

 

芋炊きを最終煮込みしている間に、お好み焼を焼きます。 キャベツを千切りにして豚肉と卵を入れて準備完了。 お馴染みの「豚玉」です。

 

 

ドラムテーブルに設置したホットプレートで焼きます。 キャベツたくさんでフワフワになるように焼いて行きます。

 

 

2~3回ひっくり返して綺麗に焼き上がりました。

 

 

お皿に移して、お好みソースとマヨネーズをかけ、削り節と、刻み海苔をトッピングしてお好み焼の完成です。 美味しそうな匂いが立ち込めます。

 

 

芋炊きも出来上がりました。 芋が白くて美味しそう( ^ω^)・・・

 

 

ノンアルコールビールも添えて、頂きます。 里芋はホクホクで秋に収穫した物と同じ新鮮な美味しさでした。 お好み焼は、キャベツを多めにしたのでふあふあです。卵を2個入れたのと豚肉も多めにしたので美味しさ爆発です。あっという間に完食です。

双方とも自宅に持ち帰ります。写真入りのラインを嫁さんに送ると喜んでいました。

イチゴの手入れと、サトイモの収穫

 工房の畑に植えているイチゴは積雪対策で不織布で覆っているのですが、中を覗いて見るとたくさんの雑草がイチゴの根本にまとわりついてこれからの成長が心配です。不織布を一旦外して草取りをしました。

 幸い枯れた株は無く、元気で花を付けている株もあり一安心です。遅い積雪も考慮して再び不織布で覆いをしました。

 昨年植えた里芋は寒い冬を越したので茎は全て枯れて、所在が分からなくなっていましたが手探りで株を掘り起こしてみると丸々とした芋がたくさん出てきました。

 

イチゴは積雪対策で不織布で覆っているのですが、中を見るとたくさんの雑草がイチゴの根本にまとわりついています。 14株植えています。

 

 

最も雑草が茂っている個所です。 これでは成長が阻害されます。

 

 

イチゴの株を傷めないように、雑草を取り除きました。 イチゴの株は元気でした。一安心( ^ω^)・・・

 

 

次々と、除草を進めます。 これらのイチゴの株には花が付いていました。 春も近いと感じました。

 

 

全ての株本の除草が完了しました。 これで春の収穫も望めそうです。

 

 

過去に3月下旬でも雪が降ったことがあるので、念のため再び不織布を覆っておきました。

 

 

昨年植えた里芋は寒い冬を越したので茎や葉は全て枯れて、所在が分からなくなっていました。 この辺りに植えたはずです。

 

 

手探りで掘り起こすと、1個も腐ることなく丸々とした里芋がたくさん出てきました。 ラッキーです。

同時に、冬眠していたカエルも出てきました。 一緒に冬を越したようです。

 

 

親芋からぽきぽきと切り離して収穫していきます。 楽しい時間です。

品種は、伊予美人です。 子芋がたくさん取れる県外不出の里芋です。

 

 

手かごいっぱいに季節外れの里芋が収穫できました。 7株で5kgの収穫でした。近い内に芋炊きで食したいと思います。

焼きそば定食

 工房での昼食は、畑の準備作業で忙しいので調理時間短縮のため、焼きそば定食にします。

 スーパーマーケットで買った、豚肉と焼きそばの麺で調理を進めます。下ごしらえをした後、屋外のドラムテーブルで焼きそばを焼きます。簡易な中華スープも追加して温かい昼食を満喫します。

 

スーパーマーケットで買った、豚肉と焼きそばの麺やもやし、備蓄しているキャベツやニンジン、自家製の新玉ねぎを揃えて焼きそばを調理します。

 

 

焼きそばの下ごしらえをします。 肉とキャベツは多めにしました。

 

 

少し肌寒いですが、日が照っているので屋外のドラムテーブルで焼くことにします。

 

 

ホットプレートに食材を入れて強火で一気に焼きます。もやしもたくさん入れました。

 

 

野菜がしんなりしたら、そばの麺を投入して水をかけてほぐします。

 

 

お好みソース、塩コショウ、ラー油などで味付けをします。

 

 

焼き上がったら平皿に盛り付けます。 紅しょうがを添えました。

野菜たっぷりです。 美味しそうに焼けました。

 

 

焼きそばを焼きながら、簡易な中華スープを調理していました。 キャベツともやしを茹でて、コンソメラー油で味付けし、卵をおとして混ぜ合わせます。

 

 

ワカメ入りのおむすびを3個付けて焼きそば定食の完成です。

 

 

ビールも添えて、ドラムテーブルで頂きます。

野菜たっぷりの焼きそばは、優しい味で普通の美味しさでした。スープやおにぎり、ビールを頂くと美味しさが沸いてきます。 温かい昼食でごごからの農作業に力をがでました。

新玉ねぎと、野沢菜の全収穫

 工房に植えている新玉ねぎは、葉が枯れ始めた物や坊さんが出てきた物があったりするので、全収穫することにしました。

 野沢菜も蕾が付き始めたので、これも全収穫します。

ブロッコリーは今にも花が咲きそうになり蕾が散乱した形になりました。

 

一週間ぶりに家庭菜園に行くと、じゅりちゃんがさっと出てきて迎えてくれました。可愛いです。

 

 

新玉ねぎは、葉が枯れ始めた物や坊さんが出てきた物があったりするので、全収穫することにしました。

※昨年10月上旬に植付、初収穫が1月25日から始まり、今回の全収穫となりました。成長が早い超極早生の品種で、トップゴールド305です。

 

 

引き抜いて、地面に並べます。 

 

 

根と葉を切り落として、保存するように形成しました。 丸々した形の良いのが取れました。 計76個の収穫です。 当分の間、食用になります。

 

 

野沢菜は、葉の中を覗くと蕾が付き始めていました。 これも全収穫します。

 

 

葉の付け根が弱く、ポキッと折れないように丁寧に掘り起こします。

 

 

草丈80cm以上に大きく育っていました。 根を切り落とし、漬物が出来るように形成しました。 20株、収穫出来ました。

 

 

ネギは冬場でも良く成長します。 鍋物用に少し収穫します。

 

 

大小12本を収穫しました。 白い部分が長く、美味しそうです。

 

 

ブロッコリーは今にも花が咲きそうになり蕾が散乱した形になりました。

 

 

つぼみが寄り添っている物を選んで摘み取りました。 何とか食用になりそうです。

 

 

じゅりちゃんの怖い顔です。 あくびをしているナイスショットです。珍しい・・・

こんにゃくを手作りして、おでんを調理

 昨年の秋に収穫して、工房で大切に保管しているコンニャク芋こんにゃくを作ります。手作りこんにゃくは今回で7回目になります。まだ調理法は完成されてなく、自作のレシピを更新しながら品質を上げるよう努力しています。

 手作りこんにゃくの調理は3時間かかり、手間や道具も結構要しますが、試行錯誤して食用になるこんにゃくが出来上がると喜びもひとしおです。

 出来上がった手作りこんにゃくをおでんのネタに加えておでんの調理します。

 

工房でおでんを調理します。 備蓄しているコンニャク芋を使って作りこんにゃくを作りおでんのネタに追加してからおでんを調理します。

※真ん中の黒い物がコンニャク芋です。1.3kgの重さで栽培に3年間かかりました。

 

 

こんにゃくを手作りします。 まず芋を綺麗に洗って2cmの厚さで短冊状に切ります。皮は黒いですが、中実は薄いピンク色をしています。また薬品の様な匂いもします。

 

 

たっぷりの湯で30分間ほど茹でます。 爪楊枝が通るようになると茹で上がりです。

 

 

40度のお湯とコンニャク芋を3対1の比率でミキサーに入れます。

 

 

ミキサーで一気にかくはんします。 2分間ほどでクリーム状になります。

 

 

ミキサーがけを3回繰り返し、ボールに入れます。 さらっとしています。これを大きなヘラでねっとりするまで約10分間、力を込めて混ぜ合わせます。 これが最も重労働です。

 

 

凝固剤を調合します。 100ccの水溶液を水温50度で調合しました。

 

 

凝固剤を入れて、力を込めて半固形状になるまで一気に混ぜ合わせます。

 

 

素早く、形に流し込みます。 約1時間置いておきます。

 

 

1時間したら短冊状に切ってたっぷりの湯で茹でてアク抜きをします。

 

 

茹で終わったら、冷水に浸して手作りこんにゃくの出来上がりです。

ここまで3時間の労働でした。 ※今までで一番の出来上がりで一安心です。

 

 

ここからおでんの調理に入ります。 おでんネタを揃えます。出来たばかりのコンニャクが顔を利かせています。

 

 

おでんの素で出汁を取って、たくさんの具材をゆったりと煮込んでいきます。白いのははんぺんです。

 

 

約1時間半煮込んでおでんの出来上がりです。 小鉢に取ってからしを付けて頂きます。 いい匂いがします。

 

 

若菜入りのおにぎりに、ビール、日本酒を添えて頂きます。

それぞれのネタに味が染みこんで美味しいです。日本酒はおでんとの相性が良いです。手作りこんにゃくは、柔らかく味も染みて美味しさが最高です。手間と時間を掛けた苦労が報われます。 大半は自宅に持ち帰りおでんパーティーです。