工房の古民家は昔ながらの日本家屋です。内部の部屋は、障子やふすまで区切られます。何か行事がある時は外すと畳の大広間が広がります。
9月上旬から障子の張り替え作業を開始し、他の作業も行いながら、延べ6日間かけて12枚の障子の張り替え作業が完了しました。
さて、元の位置に入れようとすると、うまく入らなかったり、端の位置までスムーズに閉まらない物もあり、差し込み部の木のさんを削って高さ調整をする作業に追われました。長い年月の間に各所の狂いが生じた物と思われます。
工房の古民家 築70年の日本家屋、各部屋を仕切る12枚の障子張り替えが完了。
この部屋は、茶の間
昔ながらの日本家屋は、障子やふすまを外すと畳の大広間が広がる。全20畳敷となる。
障子の張り替え作業、奮闘中。 糊付け、貼り付け、切り取り、気を抜けない作業の繰り返しに結構疲れる。
障子紙を貼り終えたら、まんべなく霧を吹きつけて日影でゆっくり乾かす。
と、ピンピンに綺麗に仕上がる。
さて、入れようとすると、端まで揃って合わないのが多かった。
この写真は、調整処理が済んで綺麗に揃った例
たいていの物は、きつくなって入りきらない。上部のさんを切ったり、削ったりして高さの調整を行う。 結構手間取った。
高さの調整が済んだら、順に入れていきます。 これは、居間と茶の間の間
これは、6畳と、4畳半の居間通しの仕切り部分
これは、居間と客間の仕切り部分
最後に行った、雨戸の収納箇所 板の戸は、雨戸です。
張り替えた障子を入れる。 ここは高さが大幅に狂っていて調整に手間取った。
努力の甲斐があった、きれいにスッキリと仕上がりました。