工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

5GHz帯の無指向性アンテナ製作

 マイクロ波である5GHz帯は一風変わったアンテナが存在します。今回、レピーターやロールコールなど、不特定多数の局と交信する場合に効率よく全方向に電波が飛んでいく指向性アンテナを製作しました。

 材料は、ホームセンターやスーパーマーケットで調達した身近な食器や部材を活用して頭をひねりながら製作を進めます。

 

5GHz帯、無指向性アンテナの製作をします。 主に使うのはスーパーマーケットで買った鍋の蓋2個とホームセンターで買ったアルミの角材、ボルト・ナット等です。

※鍋の蓋は、形状と大きさが全く同じ物にします。

 

 

片方の鍋蓋の取っ手を外し、内側にN-Rコネクターを2ミリのネジ4本で固定します。

 

 

鍋蓋外側には、先ほど取付けたコネクターの先端に長さ1.2cmの銅線を半田付けします。これは輻射エレメントとして動作します。

 

 

この輻射エレメントが風雨にさらされないよう、ポリエチレンのカバーを被せます。材料は深底のポリエチレンコップを切り取って付けました。

 

 

もう一方の鍋蓋は取っ手を外した後、穴を金属板でふさぎ、紙のテープを貼ります。水抜き用の穴を2つ空けておきます。

 

 

さらに内側に小さな鍋蓋をネジで固定して取付ます。 仕上がった時この面が上になり雨があたる場所になります。(防水用の蓋になります)

 

 

工作中の鍋蓋は向かい合わせに組み立てるので、寸胴ネジ3本と袋ナットを準備します。

 

 

3本のボルトで鍋蓋を向かい合わせに固定しました。 底の部分になる所にアンテナ支持金具を取り付けます。 アルミの不等辺アングルとU字金具を活用しました。

これでマイクロ波帯の指向性アンテナの完成です。

 

 

出来上がったアンテナに給電線を取り付けてみます。 先ず、アンテナ側はN型接栓で繋ぎます。 同軸ケーブル(5D-FB)はマイクロ波も通過する低損失の物を使います。

 

 

アンテナを仮設の基台に取り付けて、5GHzのトランスバーターにSMAコネクターで繋ぎました。 ◎これで使用できる状態になりました。

※動作原理は、輻射エレメントから発射されたマイクロ波は向かい合った鍋蓋の空間で横方向に電波が進み広範囲に飛んでいきます。