工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

ウッドデッキの修理

 西暦2008年春に定額給付金を活用して自力で工作したウッドデッキは、長年の風雨にさらされて板に穴が空いたり、反ったり、キノコが生えたり、木ネジが錆て歩くとガタガタしたり塗装はすっかり剥げて見すぼらしくなりました。

 これらの修理には多大な労力を要するので見送ってきましたが、5月の清々しい天候に力をもらって、設置時を思い出し行動を開始しました。

 

自宅のリビング南側に、自力で工作したウッドデッキは、16年の年月が経って傷みが激しく風雨にさらされて見すぼらしくなりました。

 

 

このように、デッキの板に穴が空いて、木も腐っています。 この上を歩くと踏み抜いてしまいます。 

 

 

また、デッキの境目には、腐食した板からキノコが生えてきました。 腐食が進んでいるようです。

 

 

デッキの端の押さえ板は、木ネジが腐食して外れ、反り繰り返っています。危なくて跨ぐ気分になりません。

 

 

修理に取り掛かります。まずは、反った板を外します。

 

 

板を反対側に向けてそりを改修させ、65mmの木ネジでしっかり固定しました。

 

 

次に、デッキ上面の板を剥します。 木ネジが腐食して簡単に剝すことが出来ました。

 

 

買って来た新品の板を張り付けました。 防食処理をしたウッドデッキ専用の板です。(高価です)

 

 

部分的に張り替えることも出来ました。

 

 

点検口の板も張り替えました。 この工作は結構手間取りました。

同様に腐食した板も次々と張り替えていきます。

 

 

最後に階段部分を全面取替しました。 台形の形だったので工作に時間がかかりました。

 

 

延べ2日間かかってデッキ全面の修理が完了しました。 これから、古い塗料の剥しと、汚れ落としをします。デッキブラシや、ディスクグラインダーを使って嫁さんとふたりがかりでケレン作業をします。

 

 

デッキ上面が綺麗になったら、塗料を塗ります。 塗料は「キシラデコール」浸透性ある塗料を使います。 これも嫁さんとふたりで頑張りました。

 

 

塗装が完了しました。 新設した頃の綺麗な姿に変身しました。 延べ床面積は、約7平方メートル(4畳半くらい)です。

 

 

蘇ったウッドデッキに、こんちゃんが自作したガーデンテーブルを置きました。

この時期、庭のバラが満開でイスに座ると綺麗です。 これで友人や近所の方、家族でのお茶や食事も楽しめます。 努力も報われて楽しく使えるようになりました。 

※5月は、まだ暑くもなく木々の緑は綺麗で風は清々しく過ごしやすい月で大好きです。しかもこんちゃんの誕生月なのでなおさらです。 誕生日には家族で焼き肉パーティーをしてもらって嬉しく過ごしました。 完