工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

コンニャクを手作りし、芋炊きの調理

 工房に備蓄している「コンニャク芋」で手作りこんにゃくを作り、芋炊きの具材として活用し調理を進めます。

 

向かって左側が「コンニャク芋」。 右側が「里芋」です。 これらを使って芋炊きを調理します。 こんにゃくを手作りし、芋炊きの調理が終えるまで長丁場の調理を行います。

 

 

コンニャク芋は、昨年の秋に収穫して冬の間、すくもをたっぷり入れた段ボールで保管していました。 先ずは、2cm幅でスライスします。

この後、皮を剝いて水洗いします。

 

 

たっぷりのお湯で30分間ほど茹でます。 爪楊枝がささるようになったら火を止めます。

 

 

お湯と茹でたコンニャク芋を3対1の割合でミキサーに入れてかくはんします。

約1分間で白く混ざり合いました。

 

 

大き目のボールに移します。 白くてサラッとしています。 

 

 

大きなヘラで気合を入れて10分間ほど混ぜ合わせます。 粘り気が出てきました。

 

 

凝固剤をお湯で解いて、3%の水溶液を調合します。

 

 

調合した水溶液を入れて、2分間ほど手早く混ぜ合わせます。 薄茶色になって粘り気が出てきました。

 

 

素早く、ステンレスの形に流し込みます。 1時間ほどこのままにして固まるのを待ちます。

 

 

固まったら食べやすい大きさに切って、たっぷりのお湯で茹で、アクを抜きます。 

 

 

40~50分間ほど茹でて、冷水に浸し手作りこんにゃくの出来上がりです。 今回は硬めに仕上がりました。 自己採点90点( ^ω^)・・・

ここまで4時間かかりました。 コンニャクは、2.1kgで出来上がりです。

 

 

こんにゃくを作っている間に里芋の皮を剝いて水にさらしておきました。白くて綺麗です。

 

 

芋炊きの具材を下ごしらえをします。  鶏肉、人参、天ぷら、竹輪、蒲鉾に出来上がったばかりの手作りこんにゃくを追加します。

 

 

手製の出汁を取った後、具材を入れて優しく煮込みます。

 

 

1時間ほど煮込んで、芋炊きの出来上がりです。 

 

 

若菜入りのおにぎりと、日本酒などを添えて頂きます。

ホクホクの里芋と、舌触りの良い手作りこんにゃくで美味しく頂きました。

大半は、自宅に持ち帰り夕飯の友にします。 手作りこんにゃくは、刺身こんにゃくとして自宅で食べる他、友人宅にもおすそ分けして楽しむことにします。