工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

芋から作ったコンニャクでおでん

 昨年の秋に収穫したこんにゃく芋を数個を料理用として保管しながら月に2度くらいの周期で手作りこんにゃくを作ってきましたが、最後の1個になりました。この芋の半分を使ってコンニャクを作り、ネタにしておでんを調理します。

 

工房で、おでんの調理をします。 大根やスジ肉、天ぷら、竹輪など揃えましたが、コンニャクは芋から作った手作りこんにゃくを使います。

 

 

先ずは、コンニャク作りから始めます。 これがこんにゃく芋です。 重さ1.3kgです。昨年秋に収穫し、6カ月保管していたので芽が出始めました。 

 

 

芋を半分の大きさにし、短冊状に切って皮を取り、熱湯で30分間ほど茹でます。 爪楊枝が容易に刺さるようになった茹で上がりです。

 

 

茹で上がったこんにゃく芋と、お湯をミキサーにかけます。

 

 

クリーム状になるまで撹拌します。 2分間ほどで終了。

 

 

大きいボール移して、力を込めて5分間ほどまぜ合わせます。 粘りが出てきました。

 

 

お湯で凝固剤を調合します。 消石灰3%の水溶液を作りました。

 

 

凝固剤を入れて、分離しないよう素早くまぜ合わせます。 更に粘り気が出てコンニャクらしくなりました。

 

 

素早く、形に流し込みます。 ステンレスの入れ物や食品トレイを活用しました。このまま、1時間ほどそっと放置します。

 

 

1時間経ったら、形から出して調理しやすい大きさに切ってたっぷりのお湯で30分間ほど茹でてあく抜きをします。

 

 

茹で上がったら、冷水に浸して手作りこんにゃくの出来上がりです。 600gの芋から2.3kgのコンニャクができました。 調理に要した時間は3時間半でした。 手間のかかる調理ですが出来上がる大変嬉しいです。 

※これを刺身こんにゃくで食べると最高に美味しいです。

 

 

出来上がった手作りこんにゃくをおでんのネタに使います。

コンニャクを調理している間に、ジャガイモや卵を茹でたり、各種具材を切ったり、油揚げの中をくりぬいて餅を入れた巾着も作ったり、おでんのネタを準備していました。 

また、大根とスジ肉は、別の鍋で朝から煮込みをしていました。

 

 

大きな鍋に準備したおでんのネタを入れて、煮込みます。 1時間ほど弱火でじっくり煮込みます。 おでんのいい匂いが立ち込めます。( ^ω^)・・・

 

 

小皿に少しづつ取って、からしを付けて頂きます。 今回も美味しくできました。手作りこんにゃくは、柔らかい食感で味が良くしみています。 

出来上がったおでんの大半は、自宅に持ち帰ります。 今夜はおでんパーティーです。スマホで写真を撮って嫁さんに送ると大喜びしていました。