工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

こんにゃくを手作りして、おでんを調理

 昨年の秋に収穫して、工房で大切に保管しているコンニャク芋こんにゃくを作ります。手作りこんにゃくは今回で7回目になります。まだ調理法は完成されてなく、自作のレシピを更新しながら品質を上げるよう努力しています。

 手作りこんにゃくの調理は3時間かかり、手間や道具も結構要しますが、試行錯誤して食用になるこんにゃくが出来上がると喜びもひとしおです。

 出来上がった手作りこんにゃくをおでんのネタに加えておでんの調理します。

 

工房でおでんを調理します。 備蓄しているコンニャク芋を使って作りこんにゃくを作りおでんのネタに追加してからおでんを調理します。

※真ん中の黒い物がコンニャク芋です。1.3kgの重さで栽培に3年間かかりました。

 

 

こんにゃくを手作りします。 まず芋を綺麗に洗って2cmの厚さで短冊状に切ります。皮は黒いですが、中実は薄いピンク色をしています。また薬品の様な匂いもします。

 

 

たっぷりの湯で30分間ほど茹でます。 爪楊枝が通るようになると茹で上がりです。

 

 

40度のお湯とコンニャク芋を3対1の比率でミキサーに入れます。

 

 

ミキサーで一気にかくはんします。 2分間ほどでクリーム状になります。

 

 

ミキサーがけを3回繰り返し、ボールに入れます。 さらっとしています。これを大きなヘラでねっとりするまで約10分間、力を込めて混ぜ合わせます。 これが最も重労働です。

 

 

凝固剤を調合します。 100ccの水溶液を水温50度で調合しました。

 

 

凝固剤を入れて、力を込めて半固形状になるまで一気に混ぜ合わせます。

 

 

素早く、形に流し込みます。 約1時間置いておきます。

 

 

1時間したら短冊状に切ってたっぷりの湯で茹でてアク抜きをします。

 

 

茹で終わったら、冷水に浸して手作りこんにゃくの出来上がりです。

ここまで3時間の労働でした。 ※今までで一番の出来上がりで一安心です。

 

 

ここからおでんの調理に入ります。 おでんネタを揃えます。出来たばかりのコンニャクが顔を利かせています。

 

 

おでんの素で出汁を取って、たくさんの具材をゆったりと煮込んでいきます。白いのははんぺんです。

 

 

約1時間半煮込んでおでんの出来上がりです。 小鉢に取ってからしを付けて頂きます。 いい匂いがします。

 

 

若菜入りのおにぎりに、ビール、日本酒を添えて頂きます。

それぞれのネタに味が染みこんで美味しいです。日本酒はおでんとの相性が良いです。手作りこんにゃくは、柔らかく味も染みて美味しさが最高です。手間と時間を掛けた苦労が報われます。 大半は自宅に持ち帰りおでんパーティーです。