工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

初めての手作りこんにゃく

 先週収穫したこんにゃく芋を使って「手作りこんにゃく」を調理しました。

人生初の手作りこんにゃくに挑戦です。調理方法はインターネットで調べたりYuo-tubeで達人が作る動画で学びました。 便利な時代になったものです。

 収穫したこんにゃく芋は重さが1.0kgの物を使います。量が多くなるので半分に切って500gで調理開始です。

 調理は、水とこんにゃく芋の比率や凝固剤の調合など初めての難関に挑み、白色のこんにゃくが完成しました。

 

初めての手作りこんにゃくを調理します。 ここ数日で凝固剤を購入して食器類を揃えました。 2台のはかりや温度計、ミキサー、大きい鍋、バット、へらなどたくさん必要でした。こんにゃく芋は重さが1.0kgの物を使います。

 

 

こんにゃく芋は半分に切って500gして、よく洗って1~2cmくらいの厚さに短冊に切ります。

 

 

大きな鍋で、30分間ほど茹でます。 

 

 

串が突き刺さるくらいなったら鍋から出して、皮を剝きます。 色付けのために皮を残します。

 

 

40度に沸かしたお湯500ccと、皮を剝いたこんにゃく芋165gをミキサーに入れます。

 

 

ミキサーのスイッチを入れると、あっという間に混ざりました。 これを三度繰り返します。

 

 

ミキサーした物の全部を大きいボールに入れて、へらで3分間などよく混ぜます。とろみが出てきました。

 

 

次に凝固させる為の水溶液を作ります。 水酸化カルシウムを4gにするため、電子はかりで正確に計量します。 

 

 

100ccのお湯と、4gの水酸化カルシウム(消石灰)を混ぜて水溶液を作ります。

※凝固剤の水酸化カルシウムは、こんにゃく芋の重量の0.5%~1.0%にします。

 

 

水溶液を入れて勢いよく混ぜ合わせます。 さらに粘り気が出てきました。

 

 

平板コンニャクにするために四角いバットに押さえ込みます。 その他、遊び心で丸い氷が出来る製氷皿に入れ込んだり、おはぎ状に丸めてみました。

この状態で30分間ほど放置して固まるのを待ちます。

 

 

ある程度固まったら、大きな鍋に大量のお湯で30分間ほど煮てアクを抜きます。

 

 

茹で終わったら水で冷まします。 これで完成です。ホッとしました。

いろいろの形のコンニャクを作り、遊び心も楽しみました。

500gのこんにゃく芋で、こんなにもたくさんこんにゃくが作れて感動です。しばらくはコンニャク料理が続くと思います。

 

 

いろいろの形のコンニャクを刺身風に切りました。 出来たてを刺身で頂くことにします。 山椒の葉を薬味にして、ワサビと醤油で食べます。

 

 

いつもの軒下レストランで頂きます。 冷やしたビールも添えます。

今日も近くの里山からツクツクボウシの鳴き声が聞こえます。今年は暑かったですがここまで影響するとは思いませんでした。

 始めての手作りこんにゃくを晴れた景色とともに頂きます。 柔らかく芋の良い風味で至高の美味しさでした。 ワサビや醤油の量を調整したり、山椒の葉を少し付けたりして食べると良い風味が一層楽しめました。 初めてにしは良い出来上がりでした。収穫したこんにゃく芋はたくさんあるので、これからもちょくちょく作りたいと思います。