工作工房にて建設中だった無線通信用ミニタワーは、配管工事、接地工事、アンテナマストの取付作業を経て完成となりました。
今回の工事は、埋設配管と接地配線のための掘削作業が大変でした。土が硬くてなかなか進まず、休みながら少しづつ作業を進めました。
最後に鋼管のマストを取り付け、コントローラーでスムーズに回転することが出来た時は感無量でした。
先日、ミニタワー本体の建て込み作業が完了し、これからは同軸ケーブルを収容する配管工事などを進めます。
まずは、タワーの下部に同軸ケーブルを中継するための鉄のボックスを取り付けました。
無線室につながハンドホールとミニタワーの間に同軸ケーブルを収容するための配管工事を行います。 つるはしやシャベルを使って掘削し、大小3つの配管を敷設します。 土が硬くて大変労力を費やしました。
無線室とつながるハンドホールに穴を空けて、3つの配管とアース線を貫通させてコンクリートで固めます。
次に、中継ボックスに配管を貫通させて、タワーの基礎部で金具を使って配管を固定させます。
続いて、被雷対策や感電防止のための接地工事を行います。 長さ4mの銅バーを土に埋め、接地線を連結します。
ミニタワー側も同様に電極を打ち込み、タワー本体も接地線に連結します。
配管や、接地線の上に掘削した土をかけて埋め戻しを行います。きれいに原形復旧できました。
中継ボックスに、ハンドルの付いた蓋を取り付けて仕上げをします。
タワーの中間部にアンテナマストを回転させるためのモーター(ローテーター)を取り付けます。
最後に、外径48mmのアンテナマストを取り付けて工事完了です。
秋空に、苦心の作のミニタワーが映えます。 感無量です( ^ω^)・・・
今後は、アンテナを自作したり手持ち品を改良して、対流圏伝搬や人工衛星、月面反射などのロマンに満ちた無線通信を楽しみたいと思います。