工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

ウドと、わけぎのぬた

 工房の近所の方からウドを頂いたので、栽培している分葱(わけぎ)を併せてぬたを調理します。

 ぬたの練り物は、炒った落花生をすり鉢で根気よくすって白味噌、酢、砂糖、からしを混ぜ合わせて手作りします。

 すりこぎは、山椒の木を手にしっくり合い趣のある形に工作した逸品を使います。

 

今が旬のウドと、わけぎを使ってぬたを調理します。 炒った落花生やわらびも調理に使います。 

 

 

 ぬたの練り物は、すり鉢とすりこぎを使います。このすりこぎは、工房で工作した趣のある逸品です。 山椒の木を使っていますがとげの部分も意図的に残しています。

※鬼のこん棒の様な形をしています。

 

 

ウドは、皮を剝いて長さ4cm、厚さ2mmの短冊形にカットします。 葉の部分も少し使います。

 

 

熱湯で3分間ほど茹でてアクを抜き、柔らかくします。

 

 

分葱(わけぎ)も4cmの長さで切ります。

 

 

熱湯で、20秒間ほどサッと茹でます。

 

 

炒った落花生の皮を剝いて、すり鉢ですりつぶします。 すりこぎで根気よくすりつぶします。

 

 

ペースト状になったら、白味噌、酢、砂糖、からしを入れてまぜ合わせます。

 

 

茹でた、ウド分葱を入れて和えます。

 

 

平皿に盛ってぬたの出来上がりです。 落花生が多かったみたいでねっとりしたぬたになりました。( ^ω^)・・・

 

 

わらびは、アクを抜いて混ぜご飯にしました。 みそ汁も添えて昼食の完成です。

 

 

曇り空でしたが、工房の軒下レストランで頂きます。

ウド分葱のぬたは、この季節ならでは風味のある美味しさと食感です。ウドのほろ苦い味と、落花生の入った練り物は後味も爽やかな田舎料理が楽しめました。精進料理の様なメニューでしたが、充実の昼食でした。

イチゴの敷きわらと害獣対策

 家庭菜園に植えているイチゴはたくさん花が付いて実も付き始めました。今後、イチゴの収穫がスムーズに行えるよう、敷きわら害獣対策をします。

 最も成長が早いのは「よつぼし」と言う品種でランナーが勢いよく伸びて、赤くなり始めた実も付いています。

 

家庭菜園に植えているイチゴはたくさん花が付いて実も付き始めました。

 

 

このイチゴの畝は、どのイチゴもたくさんの花が咲いています。 実が付くあたりは土やゴミが溜まって、実が汚れたり、アリや小さな幼虫にかじられて穴が空いたりしそうです。 手入れをして敷きわらをすることにしました。

 

 

敷きわらをする前に雑草や枯れ葉、伸びたランナーを取り除きました。ランナーは今の内に切っておかないと実に養分が行き渡りません。

 

 

敷きわらは、稲わらを用意しました。 害獣対策は、アーチを立てて鳥除け網を張ります。

 

 

稲わらを端の方から敷いていきます。 ここには「よつぼし」が植えてあってたくさん実が付いています。 2個、赤くなり初めていました。

 

 

畝全体の敷きわらが出来たら、棒をアーチ状に立てます。

 

 

鳥除け網を張っていきます。 網目は鳥は入れないが、ミツバチは通れる大きさです。イタチやハクビシンなどの害獣対策にもなります。

 

 

網の端は、丸太で押さえ、収穫時に容易に取り外し・取付が出来るように工夫しました。

※イチゴの収穫は、今月下旬から始まりそうです。 楽しみ( ^ω^)・・・

 

 

じゅりちゃん、日向ぼっこです。 暖かくなり眠たそうです。

天丼と天ぷらそば

 工房での昼食は、天丼天ぷらそばを調理します。

備蓄しているサツマイモにスーパーマーケットで買ったカボチャ、ナスなどをあげて天ぷらを作ります。

 出来上がった天ぷらをご飯の上に乗せたり、そばにトッピングします。

併せて、収穫したスナップエンドウの実で豆ごはんも調理します。

 

備蓄しているサツマイモにスーパーマーケットで買ったカボチャ、ナスなどをあげて天ぷらを作ります。

 

 

先ず、ブロッコリースナップエンドウの実を塩ゆでします。

 

 

てんぷらの下ごしらえをします。 ブロッコリーは茹でた物を使います。

 

 

最初にブロッコリーをあげます。 IHクッキングヒーターを「あげものモード」にして設定温度を200度にしました。 

 

 

したゆでしているので、2分間で揚がります。 

 

 

続いてナスを揚げます。 軽いので油から浮いています。

 

 

柔らかいので2分間ほどで揚がります。 

 

 

続いて、サツマイモを揚げます。 重いので沈みます。 泡が勢いよく出ます。

 

 

爪楊枝がささるようになったら揚がりです。 美味しそうに揚がりました。

 

 

次に、カボチャ。 色合い良く揚がりました。 

 

 

最後にイカリングを揚げます。 6種のてんぷらが完成しました。

 

 

出汁を取り、そばを茹でて、出来上がったてんぷらを乗せて「てんぷらそば」の出来上がりです。

 

 

温めたご飯をどんぶりに入れて、天ぷらをトッピングして天丼の出来上がりです。

 

 

天ぷらを揚げながら作った豆ごはん、ビールなども添えて頂きます。

出来立ての天ぷらは美味しいです。 そばやご飯との相性も良く、温かく元気もでました。 

スイートコーンの種蒔き

 家庭菜園に今年初めてのスイートコーンの種蒔きをします。

品種は、ハニーバンダムです。セルトレイに培土を使って一粒一粒種を蒔きます。

 

4月に入って、桜の花も咲き始めたのでスイートコーンの種を蒔きます。品種は極早生のハニーバンダムです。 お徳用の大袋を買って来ました。

 

 

種蒔きは、セルトレイに行います。 種苗店で「たねまき培土」も買って来ました。

 

 

スイートコーンは、しわ種です。 大袋の中には、128粒の種が入っていました。

 

 

セルトレイに培土を7分目くらい入れた所で、種を一粒一粒並べていきます。

 

 

種を並べ終えたら、培土を満タンに入れて種蒔きの完了です。 たっぷりと水を掛けておきました。

※発芽は1週間後、植付は、4月の中旬頃の予定です。

 

 

スナップエンドウは、草丈が2mを超える高さになりました。 茎の倒れ込みが無いよう、支えをします。

 

 

黒いビニールひもを柵に通して、スナップエンドウの茎を押さえる処置をしました。これで茎が垂れて痛むことは無くなります。

 

 

スナップエンドウの成長は終盤になりました。 さやは実でパンパンに膨らんでいるのが多くなりました。

 

 

豆ご飯用に、実が膨らんださやを収穫しました。 

 

 

そら豆も茎が倒れないように、ビニールひもで固定しました。 併せて芽かきをしておきました。 来月の収穫が楽しみです。

 

 

じゅりちゃんは、飼い主さんに毛づくろいをしてもらい気持ちが良くなったのでお昼寝を始めました。

コンニャクを手作りし、芋炊きの調理

 工房に備蓄している「コンニャク芋」で手作りこんにゃくを作り、芋炊きの具材として活用し調理を進めます。

 

向かって左側が「コンニャク芋」。 右側が「里芋」です。 これらを使って芋炊きを調理します。 こんにゃくを手作りし、芋炊きの調理が終えるまで長丁場の調理を行います。

 

 

コンニャク芋は、昨年の秋に収穫して冬の間、すくもをたっぷり入れた段ボールで保管していました。 先ずは、2cm幅でスライスします。

この後、皮を剝いて水洗いします。

 

 

たっぷりのお湯で30分間ほど茹でます。 爪楊枝がささるようになったら火を止めます。

 

 

お湯と茹でたコンニャク芋を3対1の割合でミキサーに入れてかくはんします。

約1分間で白く混ざり合いました。

 

 

大き目のボールに移します。 白くてサラッとしています。 

 

 

大きなヘラで気合を入れて10分間ほど混ぜ合わせます。 粘り気が出てきました。

 

 

凝固剤をお湯で解いて、3%の水溶液を調合します。

 

 

調合した水溶液を入れて、2分間ほど手早く混ぜ合わせます。 薄茶色になって粘り気が出てきました。

 

 

素早く、ステンレスの形に流し込みます。 1時間ほどこのままにして固まるのを待ちます。

 

 

固まったら食べやすい大きさに切って、たっぷりのお湯で茹で、アクを抜きます。 

 

 

40~50分間ほど茹でて、冷水に浸し手作りこんにゃくの出来上がりです。 今回は硬めに仕上がりました。 自己採点90点( ^ω^)・・・

ここまで4時間かかりました。 コンニャクは、2.1kgで出来上がりです。

 

 

こんにゃくを作っている間に里芋の皮を剝いて水にさらしておきました。白くて綺麗です。

 

 

芋炊きの具材を下ごしらえをします。  鶏肉、人参、天ぷら、竹輪、蒲鉾に出来上がったばかりの手作りこんにゃくを追加します。

 

 

手製の出汁を取った後、具材を入れて優しく煮込みます。

 

 

1時間ほど煮込んで、芋炊きの出来上がりです。 

 

 

若菜入りのおにぎりと、日本酒などを添えて頂きます。

ホクホクの里芋と、舌触りの良い手作りこんにゃくで美味しく頂きました。

大半は、自宅に持ち帰り夕飯の友にします。 手作りこんにゃくは、刺身こんにゃくとして自宅で食べる他、友人宅にもおすそ分けして楽しむことにします。

春キャベツとブロッコリーの植付

 工房付近では、桜が開花し始めたので野菜の植付シーズンとなりました。

早速、畑を耕して春キャベツブロッコリーを植え付けることにしました。植え付ける場所は雑草が生えており、草刈りから始めます。

 

工房の畑に、春キャベツとブロッコリーを植付ます。 行きつけの種苗店で各3本づつ苗を買ってきました。

・春キャベツは、「金系201号」   ブロッコリーは、「おはよう」

と言う品種です。 

 

 

植え付ける畑は、半年間放置した場所なので草が結構生えています。

 

 

草刈り機で根こそぎ刈り取りしました。

 

 

草を拾い集めて綺麗にした後、鍬で深く掘り起こします。 

 

 

中央部を深く掘って、発酵牛糞をたっぷり入れて元肥とします。

 

 

埋め戻しながら化成肥料をまぶしながら土を平坦にします。

 

 

土をカマボコ型の畝にして、マルチを張ります。 押さえは土を使うので畝の端をV字形に掘っておきます。 準備が出来たら黒マルチを掛けていきます。

 

 

マルチが風でパコパコしないよう、端をしっかり土で押さえ、マルチの上に小石を置いていきます。 張り終わったら、ポット苗を株間60cmで並べます。

 

 

まず、ブロッコリーから植付ます。 マルチに穴を開け、たっぷりと水をかけながら丁寧に植付します。 株間、60cmで次々と植付していきます。

 

 

今日の植付分が完了しました。 近日中にキャベツを追加した後、メッシュのトンネルを掛ける予定です。 もう、モンシロチョウが飛び交っていました。

畑近辺では、カエルの鳴き声やウグイスの鳴き声も聞こえて春本番となりました。

タコ焼きと、親子どんぶり

 久しぶりにタコ焼きが食べたくなったので、工房の昼食で作ってみました。

主菜は、親子どんぶりです。 新玉ねぎとスーパーマーケットで買った鶏肉を使って素早く調理します。

 

工房の昼食で、タコ焼き親子どんぶりを調理します。 1回分のたこをスーパーマーケットで買いましたが、少し値段が高いような気がします。

 

 

タコ焼きの下ごしらえをします。 みじん切りにしたキャベツと、ぶつ切りにしたゆでだこです。 たこモーリタニア産です。

 

 

日向ぼっこをしながらドラムテーブルで焼きます。 電気式のタコ焼き器を使います。

 

 

溶いたたこやき粉を穴から湧き出すくらいたっぷり流し込んで、ぶつ切りにしたタコを1個づつ置いていきます。

 

 

ある程度固まったら、1回目の裏返しです。 千枚通しと爪楊枝で手際よく廻します。

この作業が楽しい時間です。

 

 

2~3回ほど回転させて、丸く美味しそうに焼けました。

※たこを大きくぶつぎりにしたので、タコの身がはみ出しています。

 

 

お皿に移して、お好みソース、マヨネーズをかけ、削り節と刻み海苔をトッピングしてタコ焼きの完成です。 

 

 

タコ焼きをしている間に、親子どんぶりの下ごしらえをします。三つ葉は工房の畑で採取してきました。 茎と葉に分けます。

 

 

出汁をとって、玉ねぎと鶏肉を入れて煮ていきます。

 

 

10分弱煮たら、卵と三つ葉の茎を入れて45秒間煮ます。

 

 

温めたご飯の上に盛り付け、三つ葉をチョコンと乗せて親子どんぶりの出来上がりです。

 

 

ビールも添えて頂きます。 タコを大きくぶつ切りにしたのでタコの風味が良く味わえます。外はカリカリで中はフカフカで美味しく頂きました。

親子どんぶりは、肉と卵のコンビネーションが最高です。三つ葉の風味で美味しさが増します。 三時の休憩の時に残ったたこ焼きを温めて食べました。