工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

今秋初の手作りコンニャク

 工房の畑で先日収穫したこんにゃく芋を使って今秋初の手作りこんにゃくを調理します。

 こんにゃく作りにはたくさんの道具が必要です。そして根気とこつも必要です。はたして上手く出来るか? まだ慣れていないので、心配も付き物です。

 

工房の台所で今秋初の手作りこんにゃくを調理します。 こんにゃく作りには写真の様にたくさんの道具が必要です。

こんにゃく芋は先日収穫した500グラム以上の物を使用します。

 

 

先ず、こんにゃく芋を1センチくらいの厚さでスライスします。 その後、黒い皮を剝いておきます。

 

 

たっぷりのお湯で30分間ほど茹でます。 竹串が通るようになったら火を止め、ザルに揚げます。

 

 

40度のお湯を沸かしジューサーに500㏄入れた後、茹でたこんにゃく芋を170グラム入れます。

 

 

ジューサーのスイッチを入れて2分間ほど混ぜます。 

この作業を3回、繰り返します。

 

 

混ぜ合わせたら、大きいボールに移します。 少し灰色がかってさらっとした状態です。 約2キログラムの量になりました。

 

竹べらを使って根気強く5分間ほど撹拌します。 ねっとりして粘り気が出てきました。 ※この作業、結構力が要ります。

 

 

凝固剤を調合します。 50度のお湯を沸かして100㏄器に入れて水酸化カルシウムを3グラム入れて混ぜ合わせます。 

 

 

凝固剤の水溶液を入れて素早く混ぜ合わせます。 少し茶色くなり、粘り気が強くなりました。

 

 

素早く、ステンレス製のバットに入れて、丁寧に詰め合わせをします。

常温で、このまま30分間ほど冷まして固めます。

 

 

30分経過したら、形から出して食べやすい大きさにカットして、たっぷりのお湯で30分間ほど茹でてあく抜きをします。

 

 

茹で上がったら、冷水で冷まして「手作りコンニャク」の出来上がりです。 調理時間は約3時間でした。 

 

 

早速、刺身こんにゃくで頂きます。 切り口を視ると滑らかに仕上がっています。

柔らかい舌触りで、こんにゃく芋の風味も合わさり爽やかな美味しさでした。先ずは上手に出来上がり、一安心です。