工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

ミニタワーのアンテナ工事完了

 工房でかねてより工作を進めてきた4基のアンテナをミニタワーに取り付ける工事を行います。

 アンテナは、144MHzのループアンテナ1基、430MHzのループアンテナ2基、1200MHzのループアンテナ1基 合計4基です。 スタックブームやクロスマウント、同軸ケーブルを合わせると25Kgの重量になりました。

 滑車を使ってアンテナ群を吊り上げて固定し、同軸ケーブルを中継ボックスまで布設します。

 

工作を進めてきた4基のアンテナをミニタワーに取り付ける工事を行います。同軸ケーブルは、接続するアンテナの名前を貼り付けておきます。

 

 

地上で、スタックブームにアンテナを取り付けます。アンテナの大きさを感じます。

 

 

アンテナに同軸ケーブルを接続します。 接続点は自己融着テープで防水処理をします。

 

 

ロープを付けて吊り上げる準備をします。 衛星通信のアンテナは後で付けます。

 

 

アンテナマストに滑車を付けて、自力で吊り上げました。 重い上に、アンテナを破損させないよう気を配らないといけないので結構苦労しました。

 

 

アンテナマストの最下段にクロスマウントでスタックブームを固定します。 この2基のアンテナは地上通信用アンテナです。

左が430MHz  18エレのループアンテナ  右が1200MHz 33エレのループアンテナ

 

 

次に衛星通信用アンテナを2基取付ました。 45度の仰角を付けて衛星を追跡します。

 

 

続いて、同軸ケーブルの布設を行います。 アンテナマストからタワーに渡す所は、充分なたるみを付けます。

 

 

タワーの内側をアングルに沿わせて配線し、中継ボックスに同軸ケーブルを入れます。

 

 

中継ボックスの内部で、無線機室に向かう同軸ケーブルとJ-Jコネクターで繋ぎ合わせます。 これで工事の全工程が完了しました。( ^ω^)・・・

 

 

完成したミニタワーの全景です。 タワー、アンテナとも銀色に輝いています。アンテナは全てループアンテナです、地上で工作している時は大きく感じましたが、タワーの上に付けると小さく感じます。昨年の2月からタワー本体の工作から始まり、各種アンテナの工作などたくさんの工程を踏んでやっと完成しました。

 

 

この、ふたつのアンテナが衛星通信用のアンテナです。 偏波面が変化する電波を効率よく送受信できるようループアンテナを自作して取付ました。これからの無線交信が楽しみです。