工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

ミニタワーの建設再開

 工房の見通しの良い庭に建設中のミニタワー、夏の農作業も一段落したので作業に着手しました。

 今年の春に基礎部を工事していたので、タワーの上段を組み上げることにします。重量が40kgを超えるため、3つに分解して順番に吊り上げてボルトで接続しながら組み上げました。土と接する部分は錆て腐りやすいのでコンクリート打ちをして組み上げ作業完了です。

 高さは、3.6mほどの低い物ですが、自作したアンテナの実証実験や人工衛星や月面反射通信などの通信実験は充分可能です。

 

工房の別宅シャックにミニタワーを建設中です。 今年の春に基礎部の施工をしてしばらく放置していましたが、夏の農作業も一段落したので、上部のタワーを組み上げることにします。

 

 

春に改修作業をして軒下に保管していたミニタワーの上部鉄塔部材です。 部材が多く、重量が40kg超の重さになりました。

 

 

高所に吊り上げるには、レッカー車が必要ですが、車両が入れない所なので、分割して人力で吊り上げます。 写真はA脚、B脚、C脚と3つに分割した様子です。

 

 

ミニタワーの上部材を吊り上げるため、滑車の付いた台棒を基礎部に固定します。ロープで吊り上げます。

 

 

先ず、A脚から吊り上げて、基礎部とボルトナットで接合します。

 

 

続いて、B脚を吊り上げて、基礎部とボルトナットで接合します。

 

最後にC脚を吊り上げて、基礎部とボルトナットで接合した後、脚同士の部材をボルト・ナットで仮固定して1日目の作業完了です。

 

 

作業2日目、補強部材を追加してタワー全体のボルト・ナットを増締めして組み上げ完了です。

 

 

このタワーは購入してから33年も経過しているので、汚れや錆が目立ちます。 ワイヤブラシやサンドペーパーで汚れを落とし、補修塗料を塗ります。 なかなか根気のいる作業でした。

 

 

基礎部の土と接触する部分は、錆びて腐食しやすいので、コンクリート打ちをします。コンパネで型枠をしました。

 

 

コンクリートは、手練りします。 砂、砂利、粉末コンクート、水を混ぜ合わせます。

 

 

型枠の中にコンクートを入れて、こてで押さえをします。 タワーらしくなりました。