工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

古い無線鉄柱の撤去作業

 工房母屋の庭に古くなって錆ついた古い無線鉄柱を撤去しました。

この無線鉄柱は、1977年、鉄工所で鉄材を購入してこんちゃんがこつこつと製作・組み立てしたもので、50MHz~1200MHzのアンテナを取り付けて無線通信を楽しんだ思い出一杯の物ですが、45年も経過すると錆て基礎部の傷みが激しく倒壊の危険性もあるので撤去することにしました。

 いざ解体しようとボルトを緩めようとしましたが大半の物がさび付いてびくともしないので、鉄柱のアングルを切って解体することにしました。 サンダーに切断用のディスクを付けて火花を飛ばしながら切断しました。 ロープを付けて下し、無事解体作業が完了しました。

 

工房の母屋の庭に立っている古い無線鉄柱です。 立ててから45年が経過しました。

アンテナ類は、30年以上前に取り外して無使用状態で錆放題です。

 

 

建てて4年ころの様子です。 古い写真で黄ばんでいますが、V・UHFのアンテナを付けて無線通信を楽しんでいたころの写真です。

 

 

中庭から見た様子です。 庭木に取り囲まれて見栄えも悪くなりました。

 

 

この鉄柱はボルトで組み立てているので、ボルトを外して撤去しようとしましたが、さび付いて回らなくなっていました。 

 

 

鉄柱を切り落とす作戦に変更しました。 ボッシュのサンダーに切断用のディスクを取り付けます。

 

 

切断後、鉄材が落下しないよう、丸太に滑車を付け、ロープで鉄材を結んでおきます。

 

 

ボッシュのサンダーの切れ味は最高です。瞬く間に1段目の切り取りが出来ました。

 

 

ロープで結んでいた鉄材を地上におろします。

 

 

同様の作業を3回繰り返し、残すは根本の段になりました。

 

 

コンクリートとの間際で切断します。 サンダーで切る火の粉が勢いよく飛び散ります。

 

 

根本の切り取りが終わり、鉄柱は全て取り外し完了です。

 

 

切り取った鉄柱の基礎部です。こんなに小さな切り口になりました。 地下部は現場放棄です。

 

 

錆びついた鉄柱が無くなりスッキリした庭になりました。

 

 

古い無線鉄柱は、4つに分割して撤去しました。 総重量80kgでした。来週、近くの鉄くず収集会社に持ち込む予定です。 少しでもお小遣いになれば幸いですが・・・