工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

トトロの森?でフィールドデーコンテストに参加

 6日(日曜日)酷暑の夏ですが、戸外に出て無線のコンテストに参加しました。

JARL(日本アマチュア無線連盟)主催の移動運用主体コンテストで今年で66回目になります。

 自宅に近い見通しの良い場所を選定しました。松山市街地が一望できる坂本日吉神社境内の森の中からマイクロ波でコンテスト交信を行いました。

瀬戸内海を挟んで山口県に移動した局等と交信できました。430MHzなどの周波数帯をワッチするとたくさんの局で賑わっていました。

 

JARL主催のフィールドデーコンテストに参加します。 見通しの良い坂本日吉神社境内で運用すべく、神社の鳥居から参道に入ります。 モコモコと茂っている木々は境内の森林です。 トトロの森のように見えます。

 

 

2分間ほどで社殿の横に着きます。 車を降りてお参りをします。 社殿の周りは深い森林で囲まれていました。 再び車に乗って運用地を目指します。

 

 

森の中にある秘密基地のような場所にパラポラアンテナと無線機を設置しました。

嬉しいことに、常緑樹の木で木陰となって涼しく過ごせます。

三脚を土の中に打ち込んでしっかり固定します。

左側は、10GHzの設備。 右側は、5600MHzの設備です。電源はバッテリーを使用します。

 

 

運用する側から見たマイクロ波帯の無線設備群です。 アンテナの前に枝が少しありますが電波伝搬に支障はありません。

 

 

アンテナの前から眺める風景です。 松山市中心部のビル群や松山空港、瀬戸内海の島々、長い高架は松山自動車道です。くっきりとした青空と白い雲が夏の情景を感じます。

 

 

5600MHzから交信を始めます。 松山市近郊の局や瀬戸内海を超えた対岸の局等、コンテストナンバーの交換が成立しました。  

※ハンディー機とトランスバーターを組み合わせてマイクロ波を発生させます。

 

 

続いて、10GHzの交信に臨みます。 ここでアクシデント発生です。セットアップした時は正常に動作していたのに、送信も受信も出来なくなりました。 電源を長時間入れっぱなしにしていたので、高温でトランスバーターが故障したみたいです。

残念でなりません。 これで本日の運用は終了です。

 

 

無線機の電源は、蓄電池(12V 24AH)を使いました。 シール型で液漏れが無く使いやすいです。

フィールドデーコンテストの最大の特徴は使用する電源で得点が左右されることです。 コンテストのために移動運用をして、バッテリーや発電機など自前で電源を用意すると得点が2倍になります。