工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

思い出の真空管式オーディオアンプ

 新年の一日は、穏やかに暖かく、美味しいおせち料理をたくさん食べて楽しく過ごしました。「一年計は元旦にあり」今年も一日一日を大切に、健康にも気を付けて有意義に過ごしていきたいと思います。

 さて、今から50年前の中学生のころに製作したオーディオアンプについてご紹介します。当時、電子機器に興味を持っていたので、近所の方から壊れたラジオなどを色々頂いていました。修理したり、分解して有効な部品を取ったりしていました。

 これらの部品を合わせて真空管式のオーディオアンプを作りました。

当時でも古い古典的なダルマ型をしたST管と言う真空管を使って製作しました。月日は流れて、35年前にリニューアルして今でもBGMのアンプとして使っています。

 

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中学3年の時に製作した真空管式オーディオアンプ。35年前に組み立て直しましたが、真空管やトランスは、そのまま使ったので思い出の品として今でも大切に使っています。

 

 

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アンプの背面の様子。 入力端子やスピーカー端子、電源コンセントが配置されている。

 

 

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増幅部の真空管。 全てST管で、製造されたのは昭和20年代半ばで、すでに70年以上経過している古典的な真空管 最終段は、UZ-42で出力は3W 充分な音です。

 

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整流管のUX-80です。 ラジオから取った物で、70年経っても気丈に動作しています。

 

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真空管アンプには重要な出力トランス。 サンスイのHS-7を使いました。

 

 

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出力トランスの配線部。 推奨真空管は42であるとの銘板が付いている。

 

 

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アンプのシャーシー裏の様子。 当時は配線に太い物を使っていたようだ。

今日、撮影のため裏蓋を外したが35年経っても内部はピカピカで部品の異常も無かった。

 

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毎夜、このラインナップでBGMとして使っています。スピーカーやCDデッキはミニコンポ用の物です。

 

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寒いこの時期によく聞くのは、ハワイアンや、ジャズです。

あれ、ともみちゃんが紛れている?( ^ω^)・・・