昨年、ラジオの放送周波数の直ぐ上にあたる1.800MHz帯にアマチュア無線用として周波数が追加配分され、以前はモールス通信が主体だった周波数帯で待望の音声通話が可能となりました。
そこで手持ちの真空管を使ってAMモードの送信機を製作しました。
真空管は、白黒テレビの保守部品として60年にわたり保管されていた箱入りの新品❓の物を使うことにしました。
搬送波の原発信はVFO方式(周波数可変発振)とし、水平出力管で10W出力を得て、マイクアンプと垂直出力管で搬送波を振幅変調する構成です。
送信周波数は、1.870MHz付近で全面のダイヤルで連続可変できます。
周波数が低いので、同調コイルの製作には特に苦労しました。
※ご興味のある方は、今月発売中のCQ誌5月号P150~をご参照ください。