工房近くの里山で「サルトリイバラ」を見つけ、葉を10枚程採取できたので、これを使って昔懐かしい柏餅を作りました。
こんちゃんの地方では、山帰来と呼ばれているトゲのあつるに丸い葉が付いている物で幼い頃は、祖母や母親がこの葉でかしわ餅を作ってくれました。
この葉で包んで蒸すのは、柏餅を保存するためで、何日間かはおやつとして重宝していました。
サルトリイバラの葉を使って、昔懐かしい柏餅を作りました。
工房近くの里山で、サルトリイバラの葉を10枚ほど採取しました。
サルトリイバラは、トゲのあるつるに丸い葉が付いているのが特徴です。
自生している様子を写真に撮りました。
※こんちゃんの地方では、山帰来(さんきらい)と呼んでいます。
食材です、もち粉に調理済みの練あん。これだけです。
もち粉を練って丸めて平たくし、練あんを丸めて、生地を作ります。
サルトリイバラの葉の片方に、あんを包んだ生地を乗せます。
葉を折り返して生地を包み込みます。
同様に、5つ作って蒸し器に並べ、蒸していきます。
中火で15分ほど蒸したら出来上がりです。 葉の色は茶色に変わります。
蒸し器から出して、アツアツを頂きました。 懐かしい素朴な味です。
嫁さんも昔懐かしく美味しいと言ってました。
※冷めても美味しく頂けます。 2~3日経っても電子レンジで30秒ほど温めれば出来上がりとほぼ同様に美味しく頂けます。