工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

コロナ禍でも海外から航空便でカードが届きました。

 国内の局からはダイレクト便でカードを頂くことは全くないのに、海外の局からは時々ダイレクト(航空便)でカードが届いています。

 昨年からコロナ禍になって航空便はめっきり少なくなったとニュースなどで見聞きしますが、数局の方から航空便でカードが届いています。

 このご時世、封書が届くとウイルスが付いていないかとドキドキしながら開封します。手袋をしてハサミで封を切り、ピンセットで取り出します。

 よく来るのは、アメリカとドイツです。

今日、写真を撮る時に気づいたのですが、タイから来た封書のスタンプは切手と併用したような紙が貼り付けてありました。

重量、0.008kg 料金19バーツ ←日本円に換算して64円ほど??

 アメリカのN0TB局は、ノビス級時代のコールサインサフィックスが当局と同じ事に気づきました。 ※わざわざダイレクトで送ってくださった意味がわかりました。

50MHzのFT8で交信しました。

※広大な土地の中に、50MHzの巨大なアンテナが写っています。

f:id:kon3815:20210326002957j:plain

コロナ禍の中、航空便の封書でカードが届きました

f:id:kon3815:20210326003129j:plain

タイからの封書 切手とスタンプが併用 象のイラスト入り

f:id:kon3815:20210326003340j:plain

アメリカからの封書 カードには巨大なアンテナが写っている

 

新スプリアス対応やっと完了しました。

 昨日、JARDからスプリアス確認保証通知書が届きました。

一昨年、固定局の対応が完了し、今年の年明けから移動局の対応をしていました。

今月初旬、保証願書と、強度確認届書を提出しました。

 当局は、付属設備に加え、付加装置のトランスバーターを17台所有しているので

書類作成に大変な労力を要しました。

総合通信局やJARDの方に電話して相談に乗ってもらいました。

昭和の時代の無線機は廃止届を済ませてから申請をしました

 付加装置が多いので届書は、4枚になり保証料も高額になりました。

 金色の保証シールが届いたので、お気に入りのFT-817に貼り付けしました。

このFT-817はトランスバーターを付加して24GHzまで運用可能です。

 写真のように移動実験をしていると通りすがりの人に「放送局の方ですか❓」とよく声を掛けられます。

f:id:kon3815:20210319004645j:plain

マイクロ波帯の移動実験 放送局の人と間違われる

f:id:kon3815:20210319004953j:plain

新スプリアス確認保証シール 嬉しい金色

f:id:kon3815:20210319005220j:plain

FT-817 赤いシールを剥し保証シールを貼る

 

懐かしい スクエローアンテナの改修

 工房製作中の納屋の屋根裏部屋にスクエローアンテナがあるのを発見しました。

50年近く経っているので、ほこりと錆でボロボロの状態でしたが、欠品はないようなので改修することにしました。

 まず水洗いして埃を除去し、サンドペーパーとワイヤブラシでエレメントを磨き、塗装をし、ネジ類は新品と交換しました。

同軸ケーブルを直付けし、ショートバーの位置を調整して完了となりました。

 かつて、1970年当初はこの利用者が多く、エレメントを丸く曲げたヘイローアンテナの局も多くいました。

青少年の入門バンドである50MHzは当時は大変賑わっていました。

リグは、TR-1100やTR-1200、FDAM3、1973年になってRJX601が大流行しました。

 当局はTR-1200とこのアンテナで近くの山へ移動運用をしていました。

懐かしいアンテナがよみがえったので、リグと併せて記念撮影しました。

夏場のEsシーズンに使ってみようと考えています。

f:id:kon3815:20210310231221j:plain

ピカピカに蘇った50MHz スクエローアンテナ

f:id:kon3815:20210310231457j:plain

発見時 ほこりと錆でボロボロの状態だった。

f:id:kon3815:20210310231602j:plain

ほこりと錆を取ってシルバーで塗装

f:id:kon3815:20210310231715j:plain

同軸ケーブルをエレメントに直付けし、ショートバーを調整

f:id:kon3815:20210310231831j:plain

補修完成 屋外に立ててみました。青空が似合う

f:id:kon3815:20210310232028j:plain

TR-1200とRJX601 このアンテナにピッタリ合います。

 

スーパーマルチバンドアンテナを設置

 1.8MHz~50MHzまでを1本のエレメントで同調させることができる魔法のような

アンテナを設置しました。

これは端部給電半波長(EFHWs)アンテナと言いい、エレメントの長さを42mに設定することで可能になります。

 

 以前、CQ誌のテクニカルセクションの記事で見て気になっていたアンテナでした。

3.5MHzの半波長40mより少し長い42mにすることで、3.5MHzを始め、整数倍の7,14,21,28MHzは基本的に同調し、WARCバンドの10,18,24MHzもリグ内蔵のチュー

ナーで同調が取れます。

 

 給電部はマッチングトランスを塩ビ管に入れて竹竿で支持し、反対の端部は絶縁碍

子でエレメントを止め、竹竿で建柱しました。

エレメントは、1.6mmのステンレス線を42m使いました。

工事完了後SWRを確認すると、1.8MHzや1.9MHzに加え50MHzでも同調が取れました。

 HF+50MHzのリグだと全てのバンドがこのアンテナ1本で運用可能です。

まさにスーパーマルチバントアンテナです。

アースは不要で大助かりでした。

ゲインは、各バンドの半波長のダイポールアンテナと同等の使用感です。

 昨年新しく配分された1.8MHzのフォーン周波数帯でも交信を楽しんでいます。

※1.8MHz帯は、1/4λのホイップアンテナとして動作しているみたいです。

f:id:kon3815:20210305235115j:plain

給電部の様子 支柱は高さ7mの竹竿を使用

f:id:kon3815:20210305235233j:plain

端部の様子 8mの竹竿を使用 田んぼの一角に建てる

 

真空管式エレキーの製作

 1940年ころに製造された真空管を使ってエレキーを作ってみました。

無線の専門誌によると、戦前すでにエレキーが考案されていて高速で正確な

キーイングで交信に使われていたようです。

 そこで1940年ころに製造されたであろう真空管を探して自己流の回路で組み立ててみました。

 並四ラジオに使われていた、UY-76とUX-12の組み合わせで動作させることができました。

 80年経った真空管ですが今でも正確に動作します。 驚きです。

 速度は、120文字/毎分まで出せることが出来ます。

f:id:kon3815:20210302212138j:plain

1940年に製造された真空管を使ったエレキー

f:id:kon3815:20210302212325j:plain

エレキーのシャーシー内 コンパクトに仕上げました。

無線のアンテナを設置しました。

昨年の晩秋、納屋の屋根に無線通信用のアンテナを設置しました。

アンテナは、30年以上の長きに渡り保管化してあった物を活用しました。

エレメントも取付ボルト等、どれも錆びていてそのままでは使用不可能の状態でした

細かく分解して錆を落とし、ワイヤブラシや紙やすりで磨いて塗装し、ネジ類は新品と交換しました。

TA-33はトラップの防水処理がボロボロになっていたので丁寧に改修しました。

これらの作業に3日間かかりました。

 最も大きいアンテナは占有面積が32㎡もあり、納屋の敷地面積と同じくらいの大きさがあります。

一人で頑張って上げました。

 無線機を繋いでSWRを測定すると全て1.2以下に収まっていました。

雑音が少ない田舎なので快適に通信が楽しめます。

f:id:kon3815:20210227215714j:plain

屋根に上がったアンテナ群 14MHz~50MHz

f:id:kon3815:20210227215827j:plain

アンテナ取付部のクローズアップ 真ん中にFM受信のアンテナも取付

f:id:kon3815:20210227221041j:plain

TA-33トラップ部の補修作業 製造から48年のご老体です。




工房の無線室が完成しました。

納屋建屋の牛小屋だった所を大改装して無線室を作りました。

往年の機械を棚に収納し、参考文献も棚に収納して、部屋の中央に19インチラックを

建てて、運用する無線機を収納しました。

縦に効率よく収納出来、場所をとりません。

工作の合間に気分転換で、国内外の局と交信を楽しみたいと思います。

f:id:kon3815:20210222232606j:plain

無線室の上部 ラックに無線機を縦配列に設置しました。

f:id:kon3815:20210222232716j:plain

無線室の下部 ラックで運用テーブルを設置 床はカラーマットを敷きました