工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

スイカの日焼け防止

 スイカ栽培も終盤となると着果した実が大きくなり、覆いかぶさっていた葉から出てきて実が太陽光線にさらされるようになります。 長時間さらされると表皮が変色し、最悪の場合は腐敗と言う悲しいことになりかねません。

 工房のスイカ畑でも実がごろごろ丸見えになってきました。急いで日焼け対策をしなければなりません。

 

工房のスイカ畑では実がごろごろ丸見えになってきました。 急いで日焼け対策をしなければなりません。

 

 

一つの方法として、稲わらを日傘の様にしようと考えました。 これは稲わらを俵として編んだ物で旧家の納屋に60年間も保存されていた物です。 これを加工します。

 

 

縦30センチ、横50センチに切り取ってスイカの実の上に被せました。これで万全です。  丈夫に編んでいるので使い回しも可能です。

 

 

もう一つの方法として、白色のクラフトテープを実に張り付けることを思いつきました。100円ショップで買ってきました。

 

 

イカの日の当たる上面に直接テープを貼り付けます。 白い色で光を反射して実が日焼けするのを防ぎます。 これは簡単( ^ω^)・・・

 

 

状況に合わせて日焼け防止を行います。 葉がたくさんある所は葉を被せて対応します。 枯草を被せることもあります。

 

 

実の下には座布団、実の上には日傘をします。スイカが厳しい気象条件のなかで心地よくなってもらうための対策をイラストにしたものです。

美味しく、綺麗に熟れるまで手を抜かないで見守っていきます。

 

 

着果が早かった黄色スイカが収穫の時を迎えました。

 

 

実に付いたつるを引き寄せて、巻きひげの状況を確認します。 巻きひげが褐色となり全体が硬くなっています。 また、実に耳を当てて肩の部分を叩いて音を聞きます。ブンブンと反響のある良い音がします。 周りの葉も大半が枯れて養分は実に吸収されたようです。 これらの状況から収穫適齢期と判断しました。 

 

 

つるを長く残して収穫しました。 秤に乗せて軽量しました。 11キログラムあり威風堂々の大玉スイカです。

 

 

半身に割りました。 綺麗に熟れていました。 中央に1本割れ目があり甘味がある目印です。 一人500グラム食べるとして22人前の大きさです。 我が家だけでは食べきれないため工房近所の3軒におすそ分けしました。 四分の一を自宅に持ち帰り適温に冷やして家族で頂きました。爽やかな甘味で大変美味しかったです。