工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

鑑賞の終わったコキアでホウキ作り

 11月上旬、家庭菜園の傍らで見事に色づいたコキアは11月末には色もあせて茶色くなりました。引き抜いて乾燥させたコキアで3種類のほうきを作ってみました。

 1本は、魔女の宅急便出てくる長くて可愛いホウキにし、残り2本は、片手の土間ホウキと、狭い場所でも掃くことの出来る細長い物を作りました。

 

11月上旬、家庭菜園の傍らで見事に色づいたコキア。癒してくれました。

 

 

約1ケ月ほど目を楽しませくれたコキアも11月末には茶色くなったので引き抜き、乾燥させました。

 

 

乾燥させたコキアを使ってホウキを作ります。 材料は、柄になる竹の棒、被覆付き針金、フェルトの布、可愛いリボンです。 工具は、ペンチ、のこぎりです。

 

 

コキアの茎をばらして、何本も組み合わせて、先端が毛筆の様になるように束ねて、竹の柄の先端に被覆付きの針金できつく縛ります。

 

 

縛った所の拡大写真。 穂先が上手く形成するように、何か所にわたって縛ります。縛り終えたら、柄をふってみてぐらつきが無いか確認します。この加工で使い心地が決まります。 大事な工程です。

 

 

縛った所は見苦しいので、フェルトの布で覆います。まずは縛った所に布を当て、針金1本で布を縛り付けます。

 

 

縛り終えたら、布をひっくり返します。 付け根の付近を白い針金1本で縛り、布が動かないようにします。

 

 

白い針金の上にリボンを結びます。 

 

 

全長2mの、大きなホウキが出来上がりました。 かわいい魔女が来たら進呈します。

出来上がったホウキは、巨大な習字の筆のような感覚で床を履くことが出来ます。コキア特有の繊維がたくさんあり、断力性があるため、細かいほこりも綺麗に掃き取れます。

 

 

今回は、他に2種のホウキを作りました。 片手ホウキと、狭い個所でも掃ける細長いホウキを作りました。 TPOに合わせて使って行きます。