工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

コキアのホウキ3作、可愛く仕上げ

 昨年、家庭菜園の片隅に植えていたコキア、秋に綺麗な赤の紅葉を楽しみ、冬に取り入れ、日陰で乾燥させていました。 昨年暮れに1作作り、今回2作作りました。前回のと併せて、布のカバーやピンクのリボンを付けて可愛く仕上げました。

 ホウキの柄にする竹を工房近くの竹林で伐採してきました。当地では「かんちく」と呼ばれる趣のある竹で、ふしの間隔が短く盛り上がりが有り、手で握るとしっくりなじみます。杖に適した素材です。これを使ってコキアのホウキを作りました。

 

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ほうき草とも呼ばれる「コキア」を使って実用的なホウキを作りました。リボンも付けて可愛く仕上げています。

魔女の宅急便に出てくる可愛いホウキを意識して製作しました。

 

 

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紅葉が綺麗な「コキア」です。 昨年、家庭菜園の片隅で育てて鑑賞していました。

 

 

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ホウキの柄にする細竹を取りに工房近くの竹林に出向きます。

 

 

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柄になりそうな、それぞれ趣のある細竹が採取出来ました。 

 

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採取した細竹の中から、この2本を使ってコキアのホウキを作ります。

長い方は、両手ホウキ  短くて細いのは、片手ホウキにします。

 

 

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ホウキの柄にするのに適した「かんちく」と呼ばれる細竹です。ふしの間隔が短く、盛り上がってグリップ感が良く、最高の使い心地です。 

 

 

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コキアの根本を揃えて、被覆針金で細竹にしっかりと結び付けます。

 

 

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青い布を縛りつけた所の上に被せて、被覆針金でしっかり縛ります。

 

 

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布をひっくり返して、コキアの繊維になじむように覆いをします。

 

 

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幅広リボンを、付け根付近に、二重の蝶結びにします。

 

 

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昨年末に作ったホウキ(中央)にも、可愛い飾りを付けました。

一番手前は、片手ホウキです。

魔女の宅急便にも使って欲しいです。

いづれも、筆の穂先のように滑らかに、小さな埃も掃くことが出来ます。