2カ月前ころテレビのクイズ番組で、すき焼きの語源の解説があった、私としては好きな物を入れて焼くからすき焼きと思っていた。
何でも、すき焼きは江戸時代からの名で、農具の鋤(すき)の金属部分を火の上にかけて魚や豆腐を焼いていた説が有力だと知った。
そういえば、旧家の納屋に鋤(すき)があったことを思い出した。早速譲り受けて検証してみることにしました。
鋤(すき)は、牛がこれを引いて田んぼを耕していた。たしか昭和37年頃まで、牛で田んぼを耕し、田植えをしていたのを覚えている。
これが、鋤(すき)である。 これの金属部分を使って、魚などを焼いたのがすき焼きとする説が有力とされています。
※この鋤(すき)は、昭和20年代に作られた物で、火野商会の銘記がある。
昭和35年まで使っていたそうである。
鋤(すき)の金属部分の拡大写真。 牛が引いて、この部分で土を掘り起こしていた。
鋤(すき)の金属部分の先端と、すき焼き鍋を比べてみた。ほぼ同じ大きさ
これで、肉を焼くとしたらこんな感じになるのかな??
検証はこれくらいにして、現代のすき焼き鍋で調理して食べることにした。
鍋に、割り下を入れて加熱します。
煮えるのに時間のかかる食材を先に入れます。
いよいよ牛肉の登場。贅沢に、たくさん入れます。 色が代わったら出来上がり。
昼食なので、ご飯と一緒に頂きます。 至高の美味しさであった。
写真には写っていませんが、卵を絡ませて食べます。
地域によっては、牛鍋と言うところもあるそうです。
景色は良くないが、屋外の軒下レストランで頂きます。 気温は、10℃
食後は、ポカポカ温まりました。