工房のとなり、母屋の玄関付近の障子を張り替えました。張り替えたのは40年ぶりでした。汚れが激しい上に穴だらけでした。真っ白の障子になり、見違えるようです。
障子の張り替えは、各工程で手間と技法が必要で、かなり苦労しました。今回は、3枚のみでしたが、張り替えが必要なのは、まだ7枚ありこれからも頑張ります。
では、順を追って作業状況を掲載します。
古民家の障子張り替えを3面行った。 建物は、築75年 玄関入った所
張り替え前の様子 もう40年間放置状態だった。 汚れや穴だらけ
障子を外すと、古民家のたたずまいが観られる。 障子やふすまで部屋が区切られる。
作業開始 まず、紙の剥しから、水洗いすると容易に剥がれる。汚れも取れる。
障子紙は、雲竜を使う 材料と用具はDIYセンターで調達する。
紙を貼るさんに糊付けをする。 チューブ式だとスムーズにぬれる。
幅の狭い方から貼りを開始。
端の障子紙を専用のカッターで切り取る。 切れ味最高。
長い方も同様に行い、端を専用カッターで切り取って、貼り作業完了
貼り終えたら、霧吹きで水をまんべなく吹き付ける。
1日置くと、障子紙がピンピンに張りが出る。
障子紙の種類「雲竜」は、このように紙の繊維がランダムに入り込んでいる。
元の位置に収める。 こちらは部屋の内側の様子