工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

あこう樹 自生の北限

 佐田岬半島伊方町三崎港と川之浜地区に自生している「あこう樹」をご紹介しましょう。 数年前、仕事で三崎半島をめぐっていた時に見た樹形です。

 まず、国の天然記念物に指定されている、伊方町三崎港そばにある樹齢600年の巨木のあこう樹です。大きな木になると気根が幹にまとわりついてまるでタコの足のように見え、タコの木とも呼ばれています。 ※くわ科です。

 ここの木が自生の北限とされていますが、三崎半島の南沿岸には各所にあこう樹が自生しているのを見ました、人家の身近で見た川之浜地区の木も見事です。

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三崎のあこう樹 自生の北限とされています。 巨木です。

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三崎港のすぐそばにある「あこう樹」 とにかく大きい

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横から見ると道路全体にせり出している。

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気根が幹や石垣にへばりついて、タコの足の様な奇景を呈している

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記念物として指定する碑が立っている。指定は大正10年

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こちらは、川之浜地区のあこう樹 民家上の丘に自生している

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ここの木は若く、スマート 気根はタコの足に見える

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根元から瀬戸内海を望む 遥か昔、この海岸に実が流れ着いた??

 どこか南の海に落ちた実がはるばる流れ着いて自生したと思われます。何かロマンを感じたので、今回ご紹介しました。