佐田岬半島の伊方町三崎港と川之浜地区に自生している「あこう樹」をご紹介しましょう。 数年前、仕事で三崎半島をめぐっていた時に見た樹形です。
まず、国の天然記念物に指定されている、伊方町三崎港そばにある樹齢600年の巨木のあこう樹です。大きな木になると気根が幹にまとわりついてまるでタコの足のように見え、タコの木とも呼ばれています。 ※くわ科です。
ここの木が自生の北限とされていますが、三崎半島の南沿岸には各所にあこう樹が自生しているのを見ました、人家の身近で見た川之浜地区の木も見事です。
どこか南の海に落ちた実がはるばる流れ着いて自生したと思われます。何かロマンを感じたので、今回ご紹介しました。