工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

古民家 井戸の活用

 工房を作っている古民家に井戸があります。 40年ほど前に市の水道が供給されるようになってからは、汲み上げのポンプを撤去し、蓋をして使うことがなくなりました。

ふと、飲料水としては使えないが、野菜や洗い物としてこの井戸が活用出来ないか思いつきました。 でも、汲み上げのポンプはなく、つるべでくみ上げるしかありません。

 ここの井戸では、つるべは使ったことがなく、自己流のつるべを作ってみました。

つるべに使う、円筒形のブリキの入れ物はなく、8リットルのポリバケツを買いました。ポリバケツは非常軽いので、水面に着いた時に浮いて水が入らないので、バケツの片方に鉄の重りを付けました。これが効して水が即座に入るようになりました。

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古民家の井戸を再び使用出来るようにしました。

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40数年、使っていない井戸 蓋も朽ちている

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蓋を新しい物に取り換え、ポンプ用の配管3本も撤去 内部も綺麗になりました。

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釣瓶の製作開始 バケツ、鉄の重り、ロープストッパーの準備

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ポリバケツに重りを固定し、9mmのポリエステルロープを取り付け

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井戸小屋の梁に鉄製の滑車を吊る

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自己流の釣瓶が完成

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バケツを下げ水を汲んでみましょう。 バケツは鉄の重りで斜めで降りていく

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水面に着くと直ぐにバケツに水が入り、ロープを引くと汲み上げ成功

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待機させているジョロに水を移す。

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植えたばかりのトマトとピーマンにジョロで水を掛ける。

 良いものが出来ました。飲料水には使えませんが、水やりや洗い物などに活用していきたいと思います。