工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

古民家 屋根の上に無線のアンテナ設置

私にとって、田舎の良いことは、人工的な雑音が無いため無線通信に適していることも挙げられます。 昨年秋に古民家の屋根の上に大きな無線通信用のアンテナを設置したので、ここで概略をまとめました。

手軽に設置可能な「ルーフタワー」方式で工事をしました。 手順は次のとおり

・40年前に使っていたルーフタワーを清掃・ネジの交換・塗装

・マストベアリング、アンテナを回転させるローテーターの整備

・屋根の梁の部分に支線を支える金具の取付 4方向各2個づつ

・瓦保護の枕木を敷き、ルーフタワーを仮置き

・被服鉄線でタワーを仮固定、ローテーター、ベアリングを取り付け

・単管パイプをマストとして、垂直となるようタワーの位置を調整

・14Sqの被覆メッセンジャーワイヤーを4方向2本づつ取付、張力調整

・アンテナの取付、同軸ケーブル配線をして完成

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古民家の屋根の上にアンテナを取り付け 占有面積30平方メートル 巨大です

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40前まで使っていたルーフタワーを整備 錆を落とし塗装する

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マストベアリング、ローテーターの整備 ステンレスボルトに交換

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ローテーターへ、コントローラ用ケーブル配線

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屋根の梁に支線取付金具を取り付け 4方向各2こづつ

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瓦の上に枕木を置いて、ルーフタワーを仮置き

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枕木を横方向から見る 240kgの加重に耐えられる

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ルーフタワーを被服鉄線4本で仮固定する

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タワーにマストを刺して垂直となるよう慎重に調整

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被覆メッセンジャーワイヤーでタワーを頑丈に固定

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これでタワーの設置は完了、あとはアンテナ取付のみ

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アンテナを取り付け 一番大きいのはアメリカ、モズレー社のTA-33

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同軸ケーブル等の配線 日焼けしないようスパイラルスリーブを巻き付け

 世界中の無線家達と思う存分、無線通信を楽しみたいと思います。 

 ※最後までマイナーな記事をお読み頂き、ありがとうございます。