工作工房製作奮闘記

何でもセルフで工作出来るように、古民家に工房を作っています。

米蔵を巨大なスピーカーボックスにしました。

 穀物を保管する納屋の米蔵をオーディオルームにしました。

米蔵は、その昔俵に入った米をたくさん保管し、倉庫の床加重やネズミなどの侵入を防ぐため、大変頑丈かつ気密に造られています。

 この特徴を活かして、巨大なスピーカーボックスにすることにしました。

アメリJBL製2241H 口径46cmのウーファーをペアで手に入れる事が出来たので早速工作にかかりました。

 内容積約1,200リットル(横2m×高さ80cm×奥行き76cm)のボックスです。

支柱を床から天井に立て、横や内部に角材で補強しバップル板を張ります。

回し引き鋸でスピカーの取付穴をあけて、重くて大きなスピカーユニットを抱きかかえるようにしっかり取付ました。

 内部に吸音材をたっぷり入れて蓋をして、アンプ類と接続します。

400Hzのネットワークを接続して、既存の30cmシステムと合わせて4-Wayシステムにしました。

 重低音が再生できるようになりました。 25Hzの音を聞くと衝撃波のように心臓にしみわたります。 

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米蔵を巨大なスピーカーボックスにしました。

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米蔵に入っていた物を取り出し清掃 かつては俵を40以上保管していた。

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支柱を立て、正面の板を補強する。 バップル板となる

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内部の様子 ベニアと角材で補強し、強度と気密性を上げる

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回し引き鋸でスピカー取付穴を空ける

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穴が空きました。ここから人が入れる大きさ

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スピカーを取り付け配線をする。 2sq CVケーブル

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吸音材を入れ蓋をする。欅の合板で美観と強度を増す

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中継端子台 アンプ類との接続をする。

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完成したRチャンネル側の様子。右は30cmの3ウェイユニット